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664kcal
22.1g
14.8g
59mg
2.5mg
435μgRE
0.74mg
0.52mg
75mg
5.0g
2.6g
95mg
2.8mg |
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上越市の金谷山は、オーストリアの軍人レルヒ少佐が、日本で初めてスキー術を、伝えた地として知られています。当時、スキー訓練の時に出されたさつま汁のようなみそ汁が「スキー汁」の原点です。その後、上越市調理師協会高田支部の皆さんが、スキーが伝えられた翌年、金谷山で開催された我が国最初のスキー滑走競技会でふるまわれたものをもとにして、今のような「スキー汁」のレシピを考えました。材料や切り方にもそれぞれ意味があります。大根やにんじんを
「短冊切り」という切り方にしてスキーの板を表しています。つきこんにゃくはスキーのシュプール、豆腐は雪やあられ、長ねぎとごぼうはかんじき、しいたけはみのや笠を表しています。長ねぎやしいたけを周囲の木々に見立てる場合もあり
ます。「スキー汁」にはさつまいもが入るのが特徴ですが、これは少佐が視察を行った陸軍第13師団に鹿児島県出身者がいたからだといわれています。また、今日は豚肉を使っていますが、昔は雉やうさぎの肉を使って作られていたそうで
す。寒い時期に「スキー汁」は、体が温まります。 |
上越市ではレルヒ少佐の功績を讃え、スキー発祥を記念し、毎年2月に「レルヒ祭」を開催している。会場の金谷山スキー場では当時の様子を再現した一本杖スキーの実演や小学生の金谷山太鼓の披露が行われ、周りにはあたたかい食べ物の屋台が軒を連ねる。「スキー汁」の出店もあり、温かい「スキー汁」は参加者に好評である。 |
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