冷汁 [ひやしる]  
 
 

 
ごはん

 
牛乳

 
鯉のピリカラソース

 
冷汁

 
なめこのみそ汁

 
   
 
   
   
 
エネルギー
たんぱく質
脂質
カルシウム

ビタミンA
ビタミンB1
ビタミンB2
ビタミンC
食物繊維
食塩
マグネシウム
亜鉛
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611kcal
25.0g
18.8g
316mg
2.3mg
302μgRE
0.68mg
0.53mg
21mg
3.5g
2.5g
92mg
3.1mg
 
  米沢では、お盆やお正月などお客様をもてなす時に出される料理が冷汁です。「冷汁」は野菜の捨ててしまう部分でもおいしく食べるために工夫された料理で、質素倹約を奨励した上杉鷹山(うえすぎようざん)公が広めたといわれていま
す。季節により色々な材料が使われますが、冬の米沢の特産物「雪菜」が入ることでも有名です。昔の人の知恵はすばらしいものですね。
 山形県には、冷汁の他に鯉を作った料理も有名です。鯉料理は米沢の味の一つで、上杉鷹山公が動物性たんぱく質の乏しい米沢に、相馬から稚魚を取り寄せ養殖をしたのが始まりといわれています。水がきれいな川で育った米沢の鯉は、身が引き締まり、川魚特有の泥臭さが全くありません。アライ・鯉こく・唐揚げ、そして砂糖、しょうゆで煮込んだうま煮が代表的なおいしい食べ方です。

  今から約200年前のこと、第十代上杉家のお殿様の鷹山公が貧しく病気のために困っていた米沢の人々のために米沢城のお堀で鯉の養殖を始めた。その後、各家の庭に池を造り、鯉を飼うことを奨励したのが始まり。とくに飢饉のときな
ど、乳が出ない母親のために、その栄養源とする目的があったともいわれている。その鯉は米沢のきれいな水と厳しい寒さによっておいしくなり、今では米沢の名産品になっている。
   
 
  《参考資料》    
  「やまがた郷土料理探訪」 山形グリーン・ツーリズム推進協議会  株式会社大風印刷、平成11年
「日本の食生活全集6 聞き書山形の食事」 「日本の食生活全集山形」編集委員会 
                              社団法人農山漁村文化協会、1988年