和歌山県 伝えたい⾏事⾷
11月<秋祭り>鯖飯(さばめし)
1人当たりの栄養量 (1人分)
エネルギー | 406kcal |
たんぱく質 | 15.8g |
脂質 | 8.3g |
カルシウム | 21mg |
鉄 | 1.6mg |
ビタミンA | 19μgRE |
ビタミンB1 | 0.13mg |
ビタミンB2 | 0.28mg |
ビタミンC | 3mg |
食物繊維 | 0.7g |
食塩 | 1.2g |
マグネシウム | 36mg |
亜鉛 | 1.3mg |
由来
昔、みかんを収穫し、船に積みこむ作業が終わると、あつあつの鯖飯(さばめし)とお酒で、みかんが高値で取り引きされることを祈ったと言われます。
桃山町奥安楽川(あらかわ)地区では、祭りや春・秋・冬に各家庭で大勢のお客さんを招く時に今もよく作ります。
この地域は奥深く、昔は交通の便が悪かったのですが、紀の川を船で行き来ができました。そのため熊野灘でとれたさばを日持ちするように塩さばにしたものがよく使われました。
脂ののりきった塩さばと葉ねぎが混ざり合い、食べると力がつく気分になりました。
材料・分量
(4人分)
1 | 精白米 | 320g |
2 | 塩さば | 160g |
3 | 生姜(細かいせんぎり) | 2g |
4 | 葉ねぎ(小口切り) | 40g |
5 | こいくちしょうゆ | 10ml |
6 | 清酒 | 8ml |
7 | 水 | 320ml |
下ごしらえ・作り方
下ごしらえ
- ・精白米は洗っておく。
- ・塩さばは頭と尾を取り、2枚におろす。
作り方
- 精白米の上に塩さばを並べ、こいくちしょうゆ、清酒も一緒に入れて炊く。
- 炊き上がったら塩さばの骨を取り、身をほぐしてご飯と具を混ぜる。
- 葉ねぎを、2に混ぜる。
- 器に盛り付け、生姜を上にのせる。
学校給食献立例
- ・鯖飯
- ・牛乳
- ・秋野菜の煮物
- ・みそ汁
- ・みかん
和歌山県