東京都 伝えたい⾏事⾷
11月<収穫祭>深大寺 (じんだいじ)そば
1人当たりの栄養量 (1人分)
エネルギー | 292kcal |
たんぱく質 | 1.9g |
脂質 | 10.3g |
カルシウム | 34mg |
鉄 | 1.8mg |
ビタミンA | 0μgRE |
ビタミンB1 | 0.20mg |
ビタミンB2 | 0.13mg |
ビタミンC | 2mg |
食物繊維 | 2.7g |
食塩 | 2.5g |
マグネシウム | 14mg |
亜鉛 | 1.0mg |
由来
そば種は8世紀頃原産地である北方大陸から朝鮮半島を経由して日本に伝わりました。我が国のそば作りは、武蔵野台地を開拓した高麗帰化人(こうらいきかじん)によって栽培され広がりました。特に深大寺の裏山一帯は関東ローム層の黒ぼく土で、そばをさらす良質な湧き水も多く、栽培に適していたことから、日本にそばが伝わった当初よりそばづくりが盛んでした。
深大寺そばが有名になったのは、元禄年間天台宗寛永寺御門主(かんえいじごもんす)第5世公(こう)弁法親王(べんほっしんのう)に蕎麦切りを献上して賞賛を得てからと言われています。 その後、江戸後期にこの地に止宿した太田蜀山人(おおたしょくさんじん)が深大寺そばを宣伝し、それが一般庶民に伝わり武蔵野を散策する文人墨客(ぶんじんぼっかく)に愛され、継承されていきました。 このように深大寺そばは江戸初期より350年余の長い歴史的評価と伝統を持つに至っています。
材料・分量
(4人分)
1 | 生そば | 360g |
2 | かつお節 | 10g |
3 | まこんぶ | 5g |
4 | 本みりん | 30ml |
5 | 水 | 400ml |
6 | こいくちしょうゆ | 60ml |
7 | 根深ねぎ(小口切り) | 50g |
下ごしらえ・作り方
下ごしらえ
- ・かつお節とまこんぶと水でだし汁をとる。
作り方
- 沸騰した湯で生そばを茹で、水にとって冷まし、ざるにあげる。
- だし汁にこいくちしょうゆと本みりんを加えてそばつゆを作り、冷ます。
- 根深ねぎを切る。
学校給食献立例
- ・深大寺そば
- ・牛乳
- ・天ぷら盛り合わせ
- ・野菜の和えもの
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