東京都 伝えたい⾏事⾷

3月<東京大空襲平和給食>すいとん

1人当たりの栄養量 (1人分)

エネルギー 113kcal
たんぱく質 5.4g
脂質 0.9g
カルシウム 31mg
0.4mg
ビタミンA 123μgRE
ビタミンB1 0.06mg
ビタミンB2 0.08mg
ビタミンC 11mg
食物繊維 1.9g
食塩 1.8g
マグネシウム 20mg
亜鉛 0.5mg

由来

1942年4月18日にアメリカ軍による初の空襲がありました。その後東京は1944年11月14日以降に106回も空爆を受けました。特に規模が大きかった1945年(昭和20年)3月10日の空襲を「東京大空襲」といっています。太平洋戦争中に行われた空襲の中でも、とりわけ民間人に被害を与えた空爆です。3月9日深夜から10日未明にかけ、東京都で10万人、墨田区だけで6万人余の方が亡くなりました。
その当時の朝食は一握りの高梁米(こうりゃんまい)とひじき、大豆の煮付け少々、それにタクアン三切れ程度でありました。昼食は丼一杯の雑炊やすいとんのみでした。すいとんといっても汁ばかりで、具は名も知らぬ葉っぱが浮かんでいたにすぎません。夕食は朝食と基本的に同じでしたが一品多く(たとえば小魚の干物)などが付く程度でした。

材料・分量

(4人分)

1 鶏肉(むね肉) 60g
2 しょうが汁 2ml
3 こいくちしょうゆ・清酒 4ml/60ml
4 にんじん (いちょう切り) 60g
5 乾しいたけ(せん切り) 2g
6 はくさい(3cmに切る) 160g
7 食塩・こいくちしょうゆ  5g/10ml
8 水・やまのいも 36ml/20g
9 食塩・中力粉 0.6g/80g
10 根深ねぎ(小口切り) 20g
11 600ml
12 まこんぶ(だし用) 0.8g
13 かつお節 4.8g

下ごしらえ・作り方

下ごしらえ

  • ・まこんぶとかつお節と水でだし汁をとる。
  • ・乾しいたけは水でもどす。

作り方

  • すりおろしたやまのいもに水、食塩を加え、よく混ぜる。
  • 1にふるった中力粉を入れ、練って1人3個くらいになるように茹でる。
  • 2のすいとんを水にはなして冷まし、水をきる。
  • だし汁に鶏肉(むね肉)、野菜を入れ、調味し、3のすいとん、根深ねぎを入れひと煮立ちさせ、火を止める。

学校給食献立例

  • ・大根飯
  • ・牛乳
  • すいとん
  • ・ふかし芋