東京都 伝えたい⾏事⾷

4月<江戸の花見弁当>さくらごはん・佃煮

1人当たりの栄養量 (1人分)

エネルギー 288kcal 
たんぱく質 5.2g
脂質 0.7g
カルシウム 5mg
0.7mg
ビタミンA 0μgRE
ビタミンB1 0.02mg
ビタミンB2 0mg
ビタミンC 0mg
食物繊維 0.5g
食塩 0.5g
マグネシウム 5mg
亜鉛 1.1mg

由来

(さくらごはん)
花見は奈良時代の貴族の行事が起源だと言われています。花見の風習が広く庶民に広まっていったのは江戸時代、徳川吉宗が江戸の各地に桜を植えさせ、花見を奨励してからだといわれています。さくらごはんは、桜の花の塩づけを一緒にたいたごはんです。

(佃煮)
江戸時代より佃島の名物です。離れ小島である佃島は、海がしけたときの非常食や、漁師が船上食として手軽に食べられ、日持ちする食べものが必要でした。そこで、湾内で獲った小魚を塩辛く煮つめ、保存食としたのが佃煮のはじまりで、この珍しい食品を江戸の商人たちが醤油など使って改良を加え、佃島の煮つめた物「佃煮」として売られるようになりました。

材料・分量

(4人分)

【さくらごはん】
1 精白米 280g
2 もち米 40g
3 370ml
4 清酒 10ml
5 桜の花(塩漬け) 20g
【佃煮】
6 まこんぶ 30g
7 160ml
8 砂糖(三温糖) 12g
9 本みりん 9ml
10 清酒 5ml
11 米酢 10ml
12 こいくちしょうゆ 9ml
13 七味唐辛子 少々
14 ごま(白) 1.5g

下ごしらえ・作り方

下ごしらえ

  • ・もち米は洗ってから、しばらく水につけておく。

作り方

【さくらごはん】

  • 精白米を洗いしばらくおき、水につけておいたもち米とあわせる。
  • 1に桜の塩漬けと清酒を混ぜ合わせて炊飯する。

【佃煮】

  • まこんぶは細切りなら適当な長さに切る。角切りならそのまま使う。
  • 白ごまは切りごまにする。
  • 鍋にまこんぶと水を入れ、火をかけ、沸騰したら 本みりん、清酒、砂糖(三温糖)を加えて弱火でしばらく煮る。
  • その後こいくちしょうゆを加え、弱火で煮含める。
  • 最後に米酢と七味唐辛子を加え、火を止める。
  • 盛りつけたら白ごまをふりかける。

学校給食献立例

  • さくらごはん
  • ・牛乳
  • ・和風卵焼
  • ・春野菜の煮物/お浸し
  • 佃煮
  • ・みかん