静岡県 伝えたい⾏事⾷
9月・10月<十五夜>へそ餅
1人当たりの栄養量 (3個分)
エネルギー | 90kcal |
たんぱく質 | 3.5g |
脂質 | 1.6g |
カルシウム | 1mg |
鉄 | 0.2mg |
ビタミンA | 0μgRE |
ビタミンB1 | 0.02mg |
ビタミンB2 | 0.11mg |
ビタミンC | 0mg |
食物繊維 | 0.2g |
食塩 | 0g |
マグネシウム | 6mg |
亜鉛 | 0.3mg |
由来
へそ餅は全国でも駿河(するが)地方のみにある月見団子です。
由来ははっきりしませんが、徳川家康(とくがわいえやす)が幼少時代、今川(いまがわ)氏の人質として駿府城(すんぷじょう)にいた時、三河(みかわ)からの付き人が元気に丈夫に育つようにとの思いから、餅に「へそ」を作り、そこにあんを添えて食べさせたのが初めだと伝えられています。
旧暦八月は収穫の直前、旧暦九月は収穫にあたり、月見が行われる月は農耕生活上、きわめて重要な月です。へそ餅は、必ずその年の新米で作るという伝えであり、新米ができない時には、新米を3~4粒古米に混ぜてこれを作りました。
材料・分量
(15個分)
1 | 上新粉 | 125g |
2 | 熱湯 | 100ml |
3 | あずき(乾) | 60g |
4 | 砂糖(三温糖) | 70g |
5 | 食塩 | 1.5g |
6 | 水 | 100ml |
下ごしらえ・作り方
下ごしらえ
- ・あずき(乾)は、2~3回ゆでこぼし、柔らかく茹でる。砂糖(三温糖)を加えて、ぽってりとつやがでるまで煮て、最後に食塩を加え、あんを作っておく。
作り方
- 上新粉に熱湯を少しずつ入れて耳たぶぐらいのかたさになるまで、練る。
- 1を団子に丸め15個程度作り、これを手の平で平たくしてからまん中に、へそのようなくぼみを作って10~15分蒸す。
- 好みで、別にあんこを供え、へそのくぼみに入れて食べる。
学校給食献立例
- ・ご飯
- ・牛乳
- ・あじの唐揚げ
- ・いもこ汁
- ・即席漬
- ・へそ餅
静岡県