島根県 伝えたい⾏事⾷
2月<初午祭(はつうまさい)>のりふで
1人当たりの栄養量 (1人分)
エネルギー | 98kcal |
たんぱく質 | 10.4g |
脂質 | 1.6g |
カルシウム | 80mg |
鉄 | 1.8mg |
ビタミンA | 296μgRE |
ビタミンB1 | 0.11mg |
ビタミンB2 | 0.18mg |
ビタミンC | 7mg |
食物繊維 | 4.3g |
食塩 | 1.7g |
マグネシウム | 64mg |
亜鉛 | 1.1mg |
由来
のりふでは、のりをたっぷり使った料理で、汁の中ののりをはしでもちあげると、筆の先のようになることからその名があるといわれています。
出雲市(いずもし)の十六島(うっぷるい)地方でのみとれる岩のりを「十六島(うっぷるい)のり」といいます。歴史は古く「出雲風土記(ふどき)」にもその名は出ており、奈良平安朝の時代から朝廷に献上されました。さらに、江戸時代には将軍家に献上され、江戸の町にも「十六島のり」の名はとどろいていたようです。
十六島地方では正月や初午祭(はつうまさい)などのハレの日に、貴重で縁起のよい「十六島(うっぷるい)のり」をふんだんに使った「のりふで」が食べられています。
材料・分量
(4人分)
1 | 十六島(うっぷるい)のり(いわのり) | 24g |
2 | *べべ貝 | 120g |
3 | 板こんにゃく(0.7cm角切り) | 80g |
4 | 木綿豆腐(さいの目) | 120g |
5 | ごぼう(ささがき) | 40g |
6 | さといも(1cm角切り) | 80g |
7 | にんじん(荒いみじん切り) | 80g |
8 | だいこん(0.7cm角切り) | 80g |
9 | 清酒 | 20ml |
10 | こいくちしょうゆ | 32ml |
11 | 水 | 480ml |
下ごしらえ・作り方
下ごしらえ
- ・べべ貝と水でだし汁をとる。からはとりだしておく。
作り方
- べべ貝のだし汁にごぼう、こんにゃく、にんじん、さといも、だいこんを入れて煮る。
- 材料に火が通ったら、十六島のりと木綿豆腐を入れ、こいくちしょうゆと清酒で味付けをする。
学校給食献立例
- ・ご飯
- ・牛乳
- ・とり肉のてり焼き
- ・いんげんの和えもの
- ・のりふで
- ・みかん
島根県