島根県 伝えたい⾏事⾷
1月<春神楽(はるかぐら)>うずめめし
1人当たりの栄養量 (1人分)
エネルギー | 476kcal |
たんぱく質 | 14.2g |
脂質 | 4.1g |
カルシウム | 105mg |
鉄 | 1.6mg |
ビタミンA | 79μgRE |
ビタミンB1 | 0.38mg |
ビタミンB2 | 0.09mg |
ビタミンC | 2mg |
食物繊維 | 2.2g |
食塩 | 1.3g |
マグネシウム | 59mg |
亜鉛 | 1.9mg |
由来
うずめめしは津和野(つわの)の代表的な郷土料理です。これは、粗末さをはばかって、ご飯の底に具を埋め、伏し目がちに供したということから、この名がついたと言います。古くから、春神楽をはじめ、様々な行事の酒宴後には必ず出された格調高い料理です。
うずめめしに欠かせないのは「根わさび」と「せり」であり、この香りが料理のおいしさを一層引き立てます。根わさびやせりの栽培には清流が必要です。津和野は青野山(あおのやま)のふもとに清流が流れ、古くから根わさびやせりの栽培が行われていました。
材料・分量
(4人分)
1 | 精白米 | 440g |
2 | 水 | 600ml |
3 | 乾しいたけ(0.5cmさいのめ切り) | 6g |
4 | にんじん(0.5cmさいのめ切り) | 40g |
5 | 木綿豆腐(0.5cm小口切り) | 280g |
6 | 蒸しかまぼこ(0.5cmさいのめ切り) | 60g |
7 | せり(0.5cm小口切り) | 40g |
8 | 根わさび(すりおろす) | 10g |
9 | 焼きのり | 1.2g |
10 | こいくちしょうゆ | 4ml |
11 | うすくちしょうゆ | 10ml |
12 | 本みりん | 5ml |
13 | 清酒 | 6ml |
14 | 食塩 | 1.2g |
15 | まこんぶ | 4g |
16 | かつお節 | 8g |
17 | 水 | 200ml |
下ごしらえ・作り方
下ごしらえ
- ・精白米は洗って水気を きっておく。
- ・乾しいたけは水でもどしておく。
- ・まこんぶとかつお節と水でだしをとる。
作り方
- ごはんを炊く。
- だし汁の中にもどししいたけ、にんじんを入れて煮る。
- 蒸しかまぼこ、木綿豆腐を入れて煮る。
- こいくちしょうゆ、うすくちしょうゆ、本みりん、清酒、食塩で調味する。
- せり、焼きのりを入れる。
- 器にうずめめしの具を入れて、上にごはんを入れる。根わさびをおく。
学校給食献立例
- ・うずめめし
- ・牛乳
- ・さわらの抹茶味噌かけ
- ・あすっこのあえ物
- ・苺
- ・(「あすっこ」とは、ビタミン菜とブロッコリーをかけ合わせた島根県オリジナルの野菜で、見た目は菜の花に似ている。)
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