埼玉県 伝えたい⾏事⾷
11月<冠婚葬祭-冬->ねぎぬた
1人当たりの栄養量 (1人分)
エネルギー | 56kcal |
たんぱく質 | 4.7g |
脂質 | 0.6g |
カルシウム | 27mg |
鉄 | 0.3mg |
ビタミンA | 7μgRE |
ビタミンB1 | 0.03mg |
ビタミンB2 | 0.04mg |
ビタミンC | 6mg |
食物繊維 | 1.7g |
食塩 | 0.7g |
マグネシウム | 23mg |
亜鉛 | 0.5mg |
由来
ねぎぬたは、昔から冠婚葬祭(かんこんそうさい)の席には欠かせない郷土食です。埼玉県では、利根川沿いの肥沃な土に育つ深谷(ふかや)ねぎをはじめ、各地で長ねぎがたくさん作られており、冬が旬です。白い部分が特に好まれたので、数回の土寄せをして、白い部分が多くなるように手間をかけて栽培されています。特に深谷のねぎは糖度が高く10~15%にもなり、砂糖を使わずにすき焼きなどをすることもあります。
ぬたは、野菜や魚介類を酢みそで和えた料理です。「ぬた」とは、「沼田(ぬた、ぬまた)」の意味で、ぬるぬるした感じが沼田に似ていることからつけられています。野菜の名脇役(わきやく)の長ねぎが、冬においしく「主役」になれる一品です。
材料・分量
(2人分)
1 | 根深ねぎ(2~3cmの長さに切る) | 100g |
2 | いか(鹿の子切り) | 40g |
3 | 塩蔵わかめ | 20g |
4 | 淡色辛みそ | 10g |
5 | 砂糖(上白糖) | 6g |
6 | 穀物酢 | 4ml |
7 | からし粉 | 0.4g |
下ごしらえ・作り方
下ごしらえ
- ・わかめは、切って、塩抜きしておく。
作り方
- ねぎは、ゆでてざるにあげ、水気をきって冷ましておく。
- いかは、ゆでて冷ましておく。
- わかめは、サッとゆでて、冷ましておく。
- 砂糖(上白糖)と穀物酢を合わせ、みそを溶く。(加熱して冷ますと味がまろやかになる。)溶いたからし粉をあわせて、酢みそをつくる。
- 1、2、3を混ぜ合わせ、食べる直前に4と和える。
学校給食献立例
- ・吹き寄せご飯
- ・牛乳
- ・魚のごまみそかけ
- ・ねぎぬた
- ・柿
埼玉県