埼玉県 伝えたい⾏事⾷

8月<夏の農作業>すったて

1人当たりの栄養量 (1人分)

エネルギー 429kcal
たんぱく質 12.7g
脂質 8.6g 
カルシウム 193mg
2.1mg
ビタミンA 75μgRE
ビタミンB1 0.18mg
ビタミンB2 0.12mg
ビタミンC 15mg
食物繊維 6.7g
食塩 3.4g
マグネシウム 102mg
亜鉛 1.6mg

由来

「すったて」は、埼玉県川島町(かわじままち)の郷土食です。暑い夏の農作業の間に食べると、とてもおいしく、元気がでる食べ物です。
冷たいうどんのつけ汁として、味噌とごま、新鮮な野菜をすってつぶし、「すりたて」で食べていたことから、「すったて」と呼ばれています。
すり鉢に直接作るのも特徴。農作業で汗をかくので水分補給や、夏バテ解消の郷土食として、広く町民に愛されています。

材料・分量

(4人分)

1 地粉うどん(ゆで) 840g
2 白ごま 40g
3 淡色辛みそ 120g
4 きゅうり(斜め薄切り)  300g(2本)
5 しそ(せん切り) 8g(8枚)
6 みょうが(せん切り) 20g
7 たまねぎ(みじん切り) 200g
8 だし汁 100ml
9 冷水 100ml
10 適量
11 砂糖(上白糖)  ※お好みで 20g

下ごしらえ・作り方

下ごしらえ

  • ・白ごまは、いって、すり鉢でする。
  • ・うどんは、ゆでてひやしておく。

作り方

  • 白ごまをすったすり鉢に、淡色辛みそ、(好みで砂糖(上白糖)を加える)たまねぎ、みょうが、しそを合わせて、さらにすりつぶす。
  • きゅうりを、適度につぶしながら混ぜる。
  • 混ぜたものに、だし汁と冷水を適量入れてのばし、氷を浮かべて冷やす。
  • できあがったものを、うどんのつけ汁として、またはごはんにかけて食べる。

※家庭によって、材料も作り方も違うのが川島流。
分量をもとに、おいしい割合を見つけてみるとよい。

学校給食献立例

  • ・焼きとり丼
  • ・牛乳
  • ・切干大根のふくめ煮
  • すったて