沖縄県 伝えたい⾏事⾷
1月・2月<旧正月>ソーキ汁
1人当たりの栄養量 (1人分)
エネルギー | 174kcal |
たんぱく質 | 19.8g |
脂質 | 7.3g |
カルシウム | 125mg |
鉄 | 1.9mg |
ビタミンA | 182μgRE |
ビタミンB1 | 0.11mg |
ビタミンB2 | 0.17mg |
ビタミンC | 23mg |
食物繊維 | 3.1g |
食塩 | 2g |
マグネシウム | 24mg |
亜鉛 | 1.5mg |
由来
「トゥシヌユル」とは大晦日のことです。旧暦には31日はないので旧暦の12月30日に、屋敷の中を清め正月の準備をします。
日頃貧しい食生活を送っていた庶民が、新年などのハレの日を迎えるために、家畜として飼育していた豚を料理しました。邪気を払うためにお膳の側にニンニクの葉を添えて、仏前に供えてから食べます。
沖縄の行事食は豚肉を使った料理が多く、ソーキとは、骨つきあばら骨肉のことです。ソーキ汁は、様々な行事に欠かせない沖縄県の代表的な汁ものです。
材料・分量
(4人分)
1 | ソーキ骨 「骨つきあばら骨肉」(3cmに切る) | 900g |
2 | 大根(1cmいちょう切り) | 500g |
3 | 島にんじん(0.5cmななめ切り) | 200g |
4 | からしな(7~8cmに切る) | 100g |
5 | こんぶ(乾) | 10g |
6 | 水(煮こみ用) | 1600ml |
7 | しょうが(おろして汁を使う) | 30g |
8 | かつお節 | 20g |
9 | 水 | 800ml |
10 | 食塩 | 7g |
11 | こいくちしょうゆ | 13ml |
下ごしらえ・作り方
下ごしらえ
- ・ソーキ骨は、ゆでておく。
- ・かつお節と水でだ汁をとる。
- ・こんぶを水でもどす。
- ・からしなをゆでる。
作り方
- ソーキ骨は骨2本とりにして切り、湯洗いする。
- こんぶは、結びこんぶにする。大根は切って固めにゆでる。
- 鍋に分量の水を入れソーキを入れて強火にかけ、沸騰したらアクを取りながら弱火で煮たてないように1時間程度煮る。
- 途中で昆布を入れ、しばらく煮込む。
- にんじん、ゆでた大根の順に入れ30~40分くらい煮込む。だし汁を入れて塩、しょうゆで味をととのえ、全体に味がなじむまで煮込む。
学校給食献立例
- ・赤米ご飯
- ・牛乳
- ・ミミガー和え(豚の耳の和え物)
- ・ソーキ汁
- ・みかん
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