長崎県 伝えたい⾏事⾷
10月<長崎くんち>小豆(あずき)ごはん・煮しめ
1人当たりの栄養量 ((煮しめ))
エネルギー | 100kcal |
たんぱく質 | 5.6g |
脂質 | 3.5g |
カルシウム | 23mg |
鉄 | 0.7mg |
ビタミンA | 163μgRE |
ビタミンB1 | 0.08mg |
ビタミンB2 | 0.07mg |
ビタミンC | 10mg |
食物繊維 | 2.4g |
食塩 | 0.4g |
マグネシウム | 22mg |
亜鉛 | 0.6mg |
由来
長崎(ながさき)くんち(昭和54年国指定重要無形民俗文化財(じゅうようむけいみんぞくぶんかざい))は、長崎市の氏神・諏訪(すわ)神社の祭礼であり、370年余りの伝統を誇っています。10月7,8,9日の3日間催され、「龍踊(じゃおどり)」「鯨(くじら)の潮(しお)吹き」「太鼓山(コッコデショ)」などでにぎわいます。
くんち料理には「小豆(あずき)ごはん」「煮しめ」「どじょう汁」「ざくろなます」「甘酒」などがあり、長崎の庶民の間で食べ継がれてきました。
「小豆(あずき)ごはん」はおこわではなく、普通のごはんに小豆(あずき)を入れて炊いたものです。
「煮しめ」の食材はさといも、れんこん、ごぼう、にんじん、こんにゃく、しいたけなどですが、さといもは長崎で古くから作られている赤さといもを使用するのが特徴です。
材料・分量
(煮しめ4人分)
1 | 若鶏もも肉(2㎝角切り) | 100g |
2 | さといも(一口大) | 140g |
3 | れんこん(1㎝いちょう切り) | 80g |
4 | ごぼう(乱切り) | 40g |
5 | にんじん(1㎝いちょう切り) | 40g |
6 | 板こんにゃく(1.5㎝角切り) | 60g |
7 | さやいんげん(2~3㎝) | 12g |
8 | 乾しいたけ(1.5㎝角切り) | 2g |
9 | 砂糖(上白糖) | 6g |
10 | こいくいちしょうゆ | 10ml |
11 | 清酒 | 3ml |
12 | まこんぶ | 0.8g |
13 | 水 | 120ml |
下ごしらえ・作り方
下ごしらえ
- ・乾しいたけは水でもどしておく。
- ・板こんにゃくはゆでておく。
- ・まこんぶと水でだし汁をとる。
作り方
- だし汁に若鶏もも肉、にんじん、ごぼう、れんこん、もどししいたけ、板こんにゃくを入れて煮る。
- さといもを入れて煮る。
- 砂糖(上白糖)、こいくちしょうゆ、清酒を入れて煮る。
- さやいんげんを加えて仕上げる。
学校給食献立例
- ・小豆(あずき)ごはん
- ・牛乳
- ・煮しめ
- ・紅白なます
- ・みそ汁
- ・柿
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