熊本県 伝えたい⾏事⾷
11月<新そば祭り>田楽 (でんがく)
1人当たりの栄養量 (1人分)
エネルギー | 66kcal |
たんぱく質 | 4.2g |
脂質 | 2.3g |
カルシウム | 81mg |
鉄 | 1.0mg |
ビタミンA | 0μgRE |
ビタミンB1 | 0.06mg |
ビタミンB2 | 0.02mg |
ビタミンC | 2mg |
食物繊維 | 2.0g |
食塩 | 0.3g |
マグネシウム | 25mg |
亜鉛 | 0.4mg |
由来
田楽(でんがく)は、中部地方の農家の五穀豊穣(ごこくほうじょう)を祈願しての田楽舞(でんがくまい)という踊りに由来しています。豆腐を串に刺した形が、踊る芸人の姿に似ていることから名付けられました。
およそ250年前に諸国を旅した阿蘇高森(あそたかもり)の村人が、京都や出雲(いずも)で豆腐の田楽を食べて帰り、それを高森特産のさといもである「つるの子いも」に応用したのが始まりです。
つるの子いもが収穫される時期には、新そばも収穫されるため、気温が下がりはじめるころには打ちたての新そばと田楽が食べられていました。
独特の山椒(さんしょう)みそやゆずみそをつるの子いもにぬり、串にさして炭火にかざし、ゆっくりこんがりと焼き上げながら、囲炉裏(いろり)を囲んで食べます。つるの子いもの他に、こんにゃくや豆腐、ヤマメや沢がになども田楽の食材として用いられることもあります。
材料・分量
(4人分)
1 | 板こんにゃく(一口大の三角切り) | 160g |
2 | つるのこいも「さといも」(一口大) | 160g |
3 | 焼き豆腐(大きな三角切り) | 160g |
4 | うすくちしょうゆ | 7ml |
5 | 本みりん | 5ml |
6 | かつお節 | 2g |
7 | 水 | 180ml |
8 | ゆずみそ | 40g |
下ごしらえ・作り方
下ごしらえ
- ・板こんにゃくはゆでておく。
- ・つるの子いも(さといも)は皮をむき、さっと下ゆでする。
- ・炭火をおこす。
作り方
- 板こんにゃく、つるのこいも(さといも)、焼き豆腐をかつお節、うすくちしょうゆ、本みりん、水で煮て下味をつける。
- 串にこんにゃく、つるのこいも(さといも)、焼き豆腐をさし、囲炉裏で焼く。
- 焦げ目がついたらゆずみそをぬり、さらに焼く。
*囲炉裏がない場合は、バーベキューの道具を利用して炭火を使って焼く。
学校給食献立例
- ・麦ご飯
- ・牛乳
- ・田楽
- ・だご汁
- ・切り干し大根の含め煮
- ・みかん
熊本県