高知県 伝えたい⾏事⾷

2月<旧正月>ぎんぶろうずし

1人当たりの栄養量 (1人分)

エネルギー 334kcal
たんぱく質 7.2g
脂質 1.7g
カルシウム 39mg
1.0mg
ビタミンA 75μgRE
ビタミンB1 0.42mg
ビタミンB2 0.06mg
ビタミンC 2mg
食物繊維 3.2g
食塩 1.3g
マグネシウム 24mg
亜鉛 0.3mg

由来

「ぎんぶろう」はインゲン豆の一種で、黒豆のうま味と金時豆の甘味を兼ね備えた豆です。
銀不老(ぎんぶろう)の「ぎん」は、この豆が黒色でつやがあること、「ふろう」は「不老」で、体に活力を与え、若さを保つことにちなむと考えられています。
昔から大豊町(おおとよちょう)の山畑で、とうもろこしの株元に種をまきツルを絡(から)ませて栽培され、ほとんど自家用として消費されてきました。
ハレの日の行事には、ぎんぶろうの入った五目ずしが作られてきました。

材料・分量

(4人分)

1 精白米 300g
2 360ml
3 砂糖(上白糖) 20g
4 ゆず果汁 24ml
5 穀物酢 8ml
6 食塩 2.8g
7 白ごま 4g
8 しょうが(みじん切り) 4g
9 ぎんざぶろう 28g
10 ごぼう(ささがき) 12g
11 にんじん(せん切り) 20g
12 切干だいこん 6g
13 板こんにゃく(せん切り) 20g
14 乾しいたけ(せん切り) 4g
15 かつお節 6g
16 120g
17 砂糖(上白糖) 4g
18 うすくちしょうゆ 1g
19 鶏卵 20g

下ごしらえ・作り方

下ごしらえ

  • ・精白米を洗って、水気をきっておく。
  • ・かつお節と水でだし汁をとる。
  • ・ぎんぶろうは柔らかく煮ておく。
  • ・乾しいたけ、切干だいこんは、水でもどしておく。
  • ・板こんにゃくはゆでておく。

作り方

  • ごはんを 炊き、合わせ酢をつくり、すし飯をつくる。
  • 具を小さく切り、だし汁で煮る。
  • 鶏卵はうす焼き卵にしてせん切りにする。
  • すし飯に、しょうがと炒った白ごまを加え、切るように混ぜる。
  • 4に具とぎんぶろうを混ぜる。
  • 3を散らす。

学校給食献立例

  • ぎんぶろうずし
  • ・牛乳
  • ・きびなごのからあげ
  • ・いそべ和え
  • ・すまし汁
  • ・ぽんかん