神奈川県 伝えたい⾏事⾷
7月<貴船まつり>真鶴巻き(まなづるまき)
1人当たりの栄養量 (1人分)
エネルギー | 289kcal |
たんぱく質 | 9.7g |
脂質 | 5.4g |
カルシウム | 30mg |
鉄 | 0.9mg |
ビタミンA | 35μgRE |
ビタミンB1 | 0.07mg |
ビタミンB2 | 0.11mg |
ビタミンC | 1mg |
食物繊維 | 1.3g |
食塩 | 1.7g |
マグネシウム | 28mg |
亜鉛 | 1.1mg |
由来
真鶴町(まなづるまち)の貴船(きぶね)神社の例祭「貴船まつり」は、国指定重要無形民俗文化財に指定され「日本三大船祭り」として名高いまつりです。毎年7月27日、28日に、真鶴の港を中心にくり広げられます。祭りには、「真鶴巻き」「へらへらもち」「卵の寒天よせ」などが供されました。
真鶴巻きは、貧しい材料でもできるだけご馳走をつくろうということで工夫されたものです。真鶴沖で豊富に獲れ、安価な「かます」や「しいら」でつくったそぼろと、みつばやかんぴょう、凍り豆腐、乾しいたけなどの具を芯にして、海苔と薄焼き卵で巻きずしにしました。そぼろは、食紅を入れ薄紅色に仕上げると祭りらしく華やぎます。
材料・分量
(4人分・1本分)
1 | 精白米 | 200g |
2 | 水 | 240ml |
3 | 砂糖(上白糖) | 8g |
4 | 米酢 | 28ml |
5 | 食塩 | 3g |
6 | 乾しいたけ | 4g |
7 | かんぴょう | 4g |
8 | 凍り豆腐 | 4g |
9 | 砂糖(上白糖) | 8g |
10 | こいくちしょうゆ | 9ml |
11 | 切みつば | 20g |
12 | かます | 80g |
13 | 砂糖(上白糖) | 5g |
14 | 食塩 | 1g |
15 | 清酒 | 4ml |
16 | 食紅 | 適量 |
17 | 鶏卵(全卵) | 50g |
18 | 砂糖(上白糖) | 4g |
19 | 食塩 | 1g |
20 | でん粉(じゃがいも) | 1g |
21 | 清酒 | 4ml |
22 | 米ぬか油 | 5ml |
23 | 焼きのり | 2g |
24 | かつお節 | 5g |
25 | 水 | 500ml |
下ごしらえ・作り方
下ごしらえ
- ・かつお節と水でだし汁をとる。
- ・白身魚をゆでて水にさらし、皮や骨などをとりのぞき、ふきんで水分をしぼる。調味料食紅を加えて鍋で炒りつけそぼろにする。
- ・乾しいたけ、かんぴょう、凍り豆腐は水でもどす。
作り方
- 乾しいたけ、かんぴょう、凍り豆腐をもどし、それぞれ、だし汁、上白糖、こいくちしょうゆで味つける。
- みつばを色よくゆでておく。
- 米をとぎ、固めに炊飯し、ごはんが熱いうちに、合わせ酢をまわしかけ、あおいでさます。
- 鶏卵をわりほぐし、上白糖、食塩を入れ、清酒でといたでん粉を加え薄焼き卵を作る。ただし、あまり、薄く焼くと、破れてしまうので加減する。
- 味つけしたしいたけ、かんぴょう、凍り豆腐、みつば、そぼろを芯にして、焼きのり1帖で中巻き寿司をつくる。
- 薄焼き卵をまきすにのせ、薄くすし飯を広げ、中巻き寿司が中心になるように巻く。
- 8等分に切り分ける。
学校給食献立例
- ・真鶴巻き
- ・牛乳
- ・そうめん汁
- ・おひたし
- ・みかんゼリー
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