鹿児島県 伝えたい⾏事⾷
8月<お盆>かいのこ汁
1人当たりの栄養量 (1人分)
エネルギー | 179kcal |
たんぱく質 | 9.7g |
脂質 | 5.5g |
カルシウム | 113mg |
鉄 | 2.6mg |
ビタミンA | 87μgRE |
ビタミンB1 | 0.21mg |
ビタミンB2 | 0.13mg |
ビタミンC | 16mg |
食物繊維 | 8.2g |
食塩 | 1.4g |
マグネシウム | 82mg |
亜鉛 | 1.2mg |
由来
「かいのこ汁」という呼び名は、粥(かゆ)の子がなまったものです。これは、お茶請けのことをお茶の子というように、粥の子、つまりお盆のごちそうとしてお供えする白粥(しろがゆ)の子、添えものの意味からだといわれています。雑穀や芋の混食が主食であった時代に、白米は盆や正月の特別食でした。
一晩水につけた大豆を粗挽(あらび)きして、みそ汁に仕立てるかいのこ汁は、夏野菜のなすやいもがら、かぼちゃに、きくらげ、まこんぶなどを入れてお盆に作られる精進料理であり、8月14と15日の朝に作って仏前に供えます。
材料・分量
(4人分)
1 | 大豆(乾) | 65g |
2 | 乾しいたけ(1cm角切り) | 6g |
3 | まこんぶ(せん切り) | 4g |
4 | ごぼう(斜め厚切り) | 72g |
5 | 板こんにゃく(1cm角切り) | 100g |
6 | 油揚げ(1cm角切り) | 20g |
7 | なす(1cm角切り) | 80g |
8 | 西洋かぼちゃ(2cm角切り) | 100g |
9 | さといも(2cm角切り) | 100g |
10 | いもがら「ずいき」(1cm角切り) | 60g |
11 | 麦みそ | 50g |
12 | 水 | 800ml |
下ごしらえ・作り方
下ごしらえ
- ・大豆(乾)は3倍の水に一晩つけておく。
- ・乾しいたけは水でもどしておく。
- ・まこんぶは水でもどしておく。
作り方
- 鍋に水と大豆(乾)、まこんぶ、ごぼうを入れ、大豆(乾)がやわらかくなるまで煮る。
- 1にしいたけ、こんにゃく、油揚げを入れ10分位煮た後、かぼちゃ、さといも、いもがらを入れくずれないよう中火で煮る。
- みそで味つけして仕上げる。
学校給食献立例
- ・つあんつあん(落花生を使った炊き込みご飯)
- ・牛乳
- ・がね(さつまいもと野菜のかきあげ)
- ・酢のもの
- ・かいのこ汁
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