香川県 伝えたい⾏事⾷
3月<桃の節句・法事>うずまきもち
1人当たりの栄養量 (1人分)
エネルギー | 93kcal |
たんぱく質 | 3.0g |
脂質 | 0.3g |
カルシウム | 6mg |
鉄 | 0.7mg |
ビタミンA | 0μgRE |
ビタミンB1 | 0.02mg |
ビタミンB2 | 0.01mg |
ビタミンC | 0mg |
食物繊維 | 1.4g |
食塩 | 0g |
マグネシウム | 8mg |
亜鉛 | 0.4mg |
由来
うずまきもちは、香川県東かがわ市引田(ひけた)に昔から伝わる伝統的なお菓子です。引田は徳島県鳴門市との県境にあり、うずまきもちのうずは「鳴門(なると)の渦(うず)」を表していると伝えられています。
昔、鳴門の海は引田(ひけた)の大事な漁場(ぎょじょう)であったので、鳴門(なると)の漁場(ぎょじょう)を懐かしんで、ご先祖様にお供えしたり、ピンクの色がほんのりついているところから、節句(せっく)のお祝いに作られたりしています。
材料・分量
(1本分20個)
1 | 白玉粉 | 190g |
2 | 上新粉 | 80g |
3 | ぬるま湯 | 適量 |
4 | あずき(乾) | 200g |
5 | 砂糖(上白糖) | 150g |
6 | 食塩 | 少々 |
7 | 小麦粉(薄力粉) | 75g |
8 | でん粉 | 適量 |
9 | 食紅 | 適量 |
下ごしらえ・作り方
下ごしらえ
- ・あずき(乾)は柔らかく炊いて、こしあんを作る。
作り方
- 白玉粉にぬるま湯を少しずつ加え、白玉粉をつぶしながらよく練る。なめらかになったら、上新粉と湯を交互に加えながらもみ込んで、耳たぶくらいの固さにして、3~4個に分けて丸くまとめる。
- こしあんに小麦粉を加えてよく混ぜ、2個に分けて丸くまとめる。
- 蒸し器に1と2を並べて入れ、強火で蒸す。
- 2の蒸したものをすり鉢に入れ、すりこぎでよくつく。でん粉をふって長方形にのばす。
- 1の蒸したものも4と同様にのばす。のばす前に一部に食紅でピンク色にしておき、長方形にのばすとき、一方の端に色がついているようにする。
- 4と5のでん粉をふきとり、まきすの上に2枚を重ねて手元からのり巻きのように巻く。棒状になったうずまきを、端から1cmくらいに切る。
学校給食献立例
- ・ちらしずし
- ・牛乳
- ・きすの天ぷら
- ・わけぎ和え
- ・はまぐり汁
- ・うずまきもち
香川県