岩手県 伝えたい⾏事⾷
3月<桃の節句>きりせんしょ
1人当たりの栄養量 (1人分(1個分))
エネルギー | 69kcal |
たんぱく質 | 1.2g |
脂質 | 1.4g |
カルシウム | 9mg |
鉄 | 0.3mg |
ビタミンA | 0μgRE |
ビタミンB1 | 0.02mg |
ビタミンB2 | 0.01mg |
ビタミンC | 0mg |
食物繊維 | 0.1g |
食塩 | 0.1g |
マグネシウム | 4mg |
亜鉛 | 0.2mg |
由来
3月3日の桃の節句に花まんじゅうと一緒に作って、仏様やひな壇に供えられました。また、農作業の小昼(こびる)(間食)や子どものおやつとしても食べられていました。
古くは、さんしょうを刻んで浸した汁で粉を練って作ったところから「切りさんしょう」と呼ばれ、それがなまって「きりせんしょ」になったといわれています。
各家で母から娘へと代々伝えられた作り方があり、隣近所で味を競い楽しんだものであるといわれています。
材料・分量
(8個分)
1 | 上新粉 | 300g |
2 | 上新粉 | 少々 |
3 | 白玉粉 | 100g |
【A】 | ||
4 | 水 | 30g |
5 | こいくちしょうゆ | 30g |
6 | 黒砂糖 | 60g |
【B】 | ||
7 | 黒砂糖 | 30g |
8 | くるみ | 30g |
9 | 上新粉 | 少々 |
下ごしらえ・作り方
作り方
- 上新粉と白玉粉をよく混ぜる。Bの黒砂糖と4分の3のくるみを細かく刻む。(残りのくるみは飾りに使う。)
- 鍋にAの水、こいくちしょうゆ、黒砂糖を入れて煮立て、これに1の粉を加えてよく混ぜ合わせ、ふたをして15分ぐらいおく。
- のし板に上新粉をしき、2をのせてよくこねる。
- これを8等分にして棒状に伸ばし、はしで縦長にくぼみを作り、その中に黒砂糖と刻んだくるみを入れて、とじ合わせる。厚さ1.5㎝の長方形に整え、合わせ目でない方にはしで好みの形をつけ、上にくるみを飾り強火で15分蒸す。
学校給食献立例
- ・ご飯
- ・牛乳
- ・さわらのみそ焼き
- ・菜の花和え
- ・すまし汁
- ・きりせんしょ
岩手県