茨城県 伝えたい⾏事⾷

3月<ひな祭り>草もち

草もち

1人当たりの栄養量 (1人分)

エネルギー 106kcal
たんぱく質 3.1g
脂質 1.3g
カルシウム 17mg
0.2mg
ビタミンA 26μgRE
ビタミンB1 0.02mg
ビタミンB2 0.01mg
ビタミンC 1mg
食物繊維 0.3g
食塩 0g
マグネシウム 5mg
亜鉛 0.2mg

由来

3月3日のひな祭りは、桃の節句(せっく)ともいい、ひな人形をかざって、女の子の健康と幸せを願う行事です。
昔から、ひな祭りには、草もちを食べる習慣があります。「草もち」に使われるヨモギには、邪気(じゃき)をはらうという意味があるからです。
また、桃の花を飾るのは厄除け(やくよけ)、白酒は体から邪気(じゃき)をはらうためとして供えられています。ひな菓子にみられる3色は、雪の大地(白)・芽吹き(青)・生命(桃)を表していて、自然の力によって、健やかに成長できるという意味があります。
春の息吹(いぶき)が感じられる草もちです。

材料・分量

(10人分)

1 こめ粉(上新粉) 200g
2 熱湯 250ml
3 よもぎ(生のもの) 30g
4 きな粉 50g
5 砂糖(上白糖) 35g

下ごしらえ・作り方

下ごしらえ

  • ・よもぎは、茹でてミキサーにかけ細かくする。

作り方

  • ボールにこめ粉(上新粉)を入れ、熱湯を加えて木べらでよく混ぜ合わせにぎる。
  • 蒸気の上がった蒸し器によく絞った布巾を敷き、小さく握った1を入れ18~20分蒸す。
  • 蒸し上がった生地をボール又はすり鉢に入れ、よもぎを入れ、すりこ木でつき,混ぜ合わせる。
  • つき上がった生地を10等分にして丸める。
  • きな粉と砂糖(上白糖)を混ぜ、草もちに添える。

学校給食献立例

  • ・かんぴょうの炊き込みご飯
  • ・牛乳
  • ・たらの西京焼き
  • ・菜の花和え
  • ・はまぐりの吸い物
  • 草もち
  • ・苺