茨城県 伝えたい⾏事⾷
7月<土用の丑 (うし)の日>うなぎの蒲焼き
1人当たりの栄養量 (1人分)
エネルギー | 153kcal |
たんぱく質 | 9.4g |
脂質 | 9.6g |
カルシウム | 61mg |
鉄 | 0.9mg |
ビタミンA | 519μgRE |
ビタミンB1 | 0.18mg |
ビタミンB2 | 0.23mg |
ビタミンC | 0mg |
食物繊維 | 0g |
食塩 | 0.7g |
マグネシウム | 13mg |
亜鉛 | 0.9mg |
由来
夏の土用の丑(うし)の日に、夏バテ防止のために、うなぎを食べる習慣があります。牛久沼(うしくぬま)では、うなぎがとれ、国道6号線沿いの牛久沼湖畔(こはん)は、うなぎ街道(かいどう)とよばれ、何軒(なんけん)かうなぎ料理店が軒(のき)を連ねています。
うなぎにはビタミンA、ビタミンB群が豊富に含まれているため、夏バテ、食欲減退防止(しょくよくげんたいぼうし)の効果が期待できます。昔から夏の時期にうなぎを食べたのは理にかなった習慣であるともいえます。
うなぎの蒲焼き(かばやき)は、関東と関西では開く方法が違います。関東は「背開き」関西は「腹開き」です。これは、武家社会の江戸では「腹を裂くと切腹を連想して縁起が悪い」と背中から裂き、商人の町大阪では「腹を割って話せるように」と腹開きにしたからだと言われています。さらに串のさしかた、焼き方、たれのつけ方もそれぞれ違うので、味にもかなり違いがあります。
材料・分量
(2人分)
1 | うなぎ | 130g |
2 | 砂糖(上白糖 ) | 9g |
3 | こいくちしょうゆ | 50ml |
4 | 本みりん | 30ml |
5 | 清酒 | 30ml |
6 | 水 | 30ml |
下ごしらえ・作り方
下ごしらえ
- ・こいくちしょうゆ、本みりん、清酒、砂糖(上白糖)を合わせ、水を加えとろみがつく程度に煮立たせ、たれを作っておく。
- ・うなぎを背開きにし、骨と頭を取り除く。半分に切って串をさし、白焼きにし て、蒸す。
作り方
- うなぎを、たれにくぐらせながら、焼く。
- 照り良く焼けたら、串をぬき盛りつける。
学校給食献立例
- ・麦ご飯
- ・牛乳
- ・うなぎの蒲焼き
- ・ごぼうサラダ
- ・冬瓜のス-プ
- ・グレ-プフル-ツ
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