兵庫県 伝えたい⾏事⾷
12月<おとご一日(ついたち)>小豆(あずき)ごはん なすの漬物
1人当たりの栄養量 (1人分)
エネルギー | 299kcal |
たんぱく質 | 6.4g |
脂質 | 0.9g |
カルシウム | 15mg |
鉄 | 1.1mg |
ビタミンA | 5μgRE |
ビタミンB1 | 0.11mg |
ビタミンB2 | 0.04mg |
ビタミンC | 1mg |
食物繊維 | 3.4g |
食塩 | 2.4g |
マグネシウム | 31mg |
亜鉛 | 1.4mg |
由来
1年最後の月の一日(ついたち)(12月1日)を「おとご一日」といって、カラスの鳴かないうち(太陽の昇らないうち)に小豆ごはんとなすの漬物を食べる習わしがあります。
これは、1年のしめくくりとして、「成す・貸す・借りん」といって、この月になんでも成し終える、貸したものは返してもらい、借りたものは返すといわれ、「成す」から、なすの漬物を食べるようになり、小豆ごはんで最後の月を祝います。
朝寝坊してしまって、なすの漬物を食べると、家庭内に思いがけない災難がおきて水におぼれるともいわれます。そのため1年間、川に落ちないように朝早く食べます。
材料・分量
(10人分)
1 | 精白米 | 560g |
2 | もち米 | 140g |
3 | あずきのゆで汁 | 840ml |
4 | あずき(乾) | 75g |
5 | 食塩 | 8g |
6 | なす(小なす) | 10本 |
7 | 食塩 | 15g |
8 | ぬか床 |
下ごしらえ・作り方
下ごしらえ
- ・あずき(乾)を洗ってゆで、そのゆで汁をとっておく。
- ・なすは塩もみし、ぬか漬けにして保存する。
作り方
- 精白米ともち米をいっしょに洗い、ざるにあげて通常炊飯と同じ水分量になるよう、あずきのゆで汁を加える。
- 1にゆでたあずきと食塩を入れて30分浸漬させ、炊く。
- 炊き上がったら10分ぐらい蒸らす。
- ぬか漬けのなすをひと口大に切る。
学校給食献立例
- ・小豆ごはん
- ・牛乳
- ・厚焼き卵
- ・ふくめ煮
- ・おひたし
- ・なすの漬物
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