兵庫県 伝えたい⾏事⾷

7月<お薬師(やくし)さん祭り>すりやき

1人当たりの栄養量 (1人分1個)

エネルギー 261kcal 
たんぱく質 8.3g 
脂質 0.9g 
カルシウム 30mg 
1.7mg 
ビタミンA 0μgRE 
ビタミンB1 0.17mg
ビタミンB2 0.06mg
ビタミンC 0mg
食物繊維 2.7g
食塩 0g
マグネシウム 36mg
亜鉛 1.4mg

由来

豊岡市日高町国分寺(とよおかしひだかちょうこくぶんじ)にあるお寺で、7月7日にお薬師(やくし)さんの祭りがあり、この日に「すりやき」を作ってお供えする慣わしがあります。
すりやきはお薬師さんのお祭りなので、薬草であるみょうがの葉でもちをくるみ、それを焼いて作っています。そらまめで作ったあんとみょうがの香りが移ったもちとで、さわやかな初夏の味がします。また、お薬師さんは大切に祀られており、一年に一度、この日にしか御開帳されません。

材料・分量

(10個分)

【もち】
1 団子の粉(もち粉) 120g
2 小麦粉(薄力粉) 120g
3 砂糖(上白糖) 15g
4 でんぷん 10g
5 180ml
6 みょうがの葉 10枚
【あん】
7 そらまめ(乾) 250g
8 砂糖(上白糖) 200g
9 食塩 少々

下ごしらえ・作り方

下ごしらえ

  • ・そらまめあんを作っておく。
  • ・   そらまめ(乾)を一晩水につけ、圧力釜で柔らかく炊く。
  • ・   皮を取り除き、ざるでこす。
  • ・   さらに布袋でこし、水気をしぼる。それに分量の砂糖(上白糖)を加え、なべで煮詰める。
  • ・みょうがの葉はきれいに水洗いし、水気をきる。

作り方

  • でんぷんを分量の水でとき、火にかけ、透明になるまで練り上げる。
  • 団子の粉(もち米)、小麦粉(薄力粉)、砂糖(上白糖)を合わせ、そこに1を入れ、耳たぶくらいのかたさになるように、よくこねる。
  • 2の生地とあんを10個に分け、まんべんなく生地を伸ばし、あんが中心になるように包む。
  • 蒸し器で15分蒸す。
  • 蒸しあがったら、みょうがの葉で十文字になるように包む。
  • フライパンで焼き色をつける。

学校給食献立例

  • ・ちらし寿司
  • ・牛乳
  • ・キスの香り揚げ
  • ・うのはな
  • ・すまし汁
  • すりやき