北海道 伝えたい⾏事⾷
1月<年越し>くじら汁
1人当たりの栄養量 (1人分)
エネルギー | 213kcal |
たんぱく質 | 6.5g |
脂質 | 15.5g |
カルシウム | 81mg |
鉄 | 0.8mg |
ビタミンA | 96μgRE |
ビタミンB1 | 0.08mg |
ビタミンB2 | 0.05mg |
ビタミンC | 7mg |
食物繊維 | 3.0g |
食塩 | 1.2g |
マグネシウム | 35mg |
亜鉛 | 0.5mg |
由来
くじら汁は、年越しにはかかせない料理で、かつては大鍋に大量に煮込んで三が日の間これを食べました。
くじらは漁村ではニシンを浜に追い込むえんぎの良い動物で「えびす」ともよばれています。
江戸時代には松前の浜に「寄りくじら」といわれるくじらがあがり、塩づけにし保存食としていました。このくじらの脂身の塩づけを「塩くじら」といい、くじら汁にもちいました。
材料・分量
(4人分)
1 | くじら本皮 | 40g |
2 | 凍り豆腐(短冊切り) | 4g |
3 | つきこんにゃく | 60g |
4 | にんじん(せん切り) | 40g |
5 | だいこん(せん切り) | 120g |
6 | ごぼう(ささがき) | 20g |
7 | たけのこ「水煮」(せん切り) | 40g |
8 | わらび「水煮」(2㎝) | 20g |
9 | ふき「水煮」(小口切り) | 80g |
10 | 根深ねぎ(小口切り) | 40g |
11 | 乾しいたけ(せん切り) | 2g |
12 | こいくちしょうゆ | 18ml |
13 | 食塩 | 0.8g |
14 | 清酒 | 6ml |
15 | まこんぶ | 2g |
16 | 水 | 600ml |
下ごしらえ・作り方
下ごしらえ
- ・くじら本皮は、小さく切り、ゆでこぼす。
- ・まこんぶと水でだし汁をとる。
- ・乾しいたけ、凍り豆腐はもどしておく。
- ・つきこんにゃくはお湯をかけておく。
作り方
- だし汁にくじら、根深ねぎ以外のその他の具材を入れ、煮る。
- 火が通ったら調味料を入れ、根深ねぎを加えて味をととのえる。
学校給食献立例
- ・ご飯
- ・牛乳
- ・焼き魚(塩鮭)
- ・おひたし
- ・くじら汁
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