福岡県 伝えたい⾏事⾷

1月<正月>博多雑煮(はかたぞうに)

1人当たりの栄養量 (1人分)

エネルギー 206kcal
たんぱく質 11.0g
脂質 5.8g
カルシウム 47mg
1.1mg
ビタミンA 252μgRE
ビタミンB1 0.12mg
ビタミンB2 0.17mg
ビタミンC 27mg
食物繊維 0.6g
食塩 1.4g
マグネシウム 32mg
亜鉛 1.1mg

由来

焼きあご(とびうお)でとっただしに、ぶり・かつお菜・さといも・にんじん・するめ・こんぶ・だいこん・しいたけなどのたくさんの具と丸もちを入れたものが博多雑煮(はかたぞうに)です。
かつお菜は、博多に古くから伝わる野菜で高菜の仲間に分類されます。その名称は、「かつ」が「勝つ」に通じる縁起を担いだ名とも、かつお節に似た味の良さにちなんだ名とも言われます。濃い緑色の葉は肉厚で、少し縮れています。
あご(とびうお)は、かつては田畑の肥料として使うほどたくさん獲れていましたが、煮出した汁がとてもおいしかったので、ハレの日の正月雑煮に使われるようになりました。

材料・分量

(4人分)

1 丸もち 4個
2 ぶり(一口大そぎ切り) 120g
3 さといも(1.5cm輪切り) 80g
4 にんじん(0.5cmいちょう切り) 40g
5 だいこん(0.5cmいちょう切り) 80g
6 かつお菜(4cmに切る) 100g
7 乾しいたけ 4個
8 するめ 8g
9 こいくちしょうゆ 4ml
10 うすくちしょうゆ 10ml
11 食塩 1.2g
12 焼きあご 15g
13 まこんぶ 5g
14 水+乾しいたけのもどし汁 600ml

下ごしらえ・作り方

下ごしらえ

  • ・するめを水につけておく。
  • ・焼きあごとまこんぶを水につけ、だしをとる。
  • ・乾しいたけは水でもどしておく。もどした汁はだし汁として使う。
  • ・さといもは下ゆでしておく。
  • ・ぶりは塩をふり、湯引きして臭みをとる。

作り方

  • だし汁にこいくちしょうゆ・うすくちしょうゆ・食塩で味をつける。
  • ぶり、さといも、にんじん、だいこん、もどししいたけは、それぞれやわらかく煮る。
  • 丸もちとかつお菜をゆでる。
  • 器にゆでた丸もちを入れ、2の具とするめ、かつお菜を盛りつけ、熱いだし汁をそそぐ。

学校給食献立例

  • ・ご飯
  • ・牛乳
  • 博多雑煮
  • ・黒豆
  • ・やましお漬け