福井県 伝えたい⾏事⾷
8月<御像祭り(ごぞうまつり)>葉っぱずし
1人当たりの栄養量 (3個で1人分)
エネルギー | 362kcal |
たんぱく質 | 14.4g |
脂質 | 5.6g |
カルシウム | 15mg |
鉄 | 0.7mg |
ビタミンA | 12μgRE |
ビタミンB1 | 0.12mg |
ビタミンB2 | 0.08mg |
ビタミンC | 0mg |
食物繊維 | 0.7g |
食塩 | 2.6g |
マグネシウム | 35mg |
亜鉛 | 1.2mg |
由来
御像(ごぞう)祭りとは初代松岡藩主松平昌勝公(まつだいらまさかつこう)の威徳を偲んで、毎年8月27、28日に永平寺町(えいへいじちょう)松岡地区で行われる祭りです。
永平寺町では、盆や祭りに、油桐(あぶらぎり)の葉で包んだマスずしを作る習慣があり、この寿司を「葉っぱずし」とか「こっぱずし」と呼んでいます。一度にたくさん作り、訪れた客に振舞ったり、近くの親戚や知人に配ったりします。
昔は油桐の実から搾った油を雨傘や提灯(ちょうちん)に利用していました。油桐の木は平成18年に「永平寺町の木」に指定され、「葉っぱずしの木」として、家々の庭で大事に守り育てられています。
材料・分量
(60個分)
1 | 精白米 | 1升(1.5kg) |
2 | 水 | 1升2合(2.1L) |
3 | まこんぶ | 10cm角 |
4 | 塩ます(三枚におろし、薄くそぎ切り ) | 1/2尾 |
5 | 米酢 | 適量 |
6 | しょうが(せん切り) | 180g |
7 | 油桐の葉 | 60枚 |
【合わせ酢】 | ||
8 | 米酢 | 180ml |
9 | 砂糖(上白糖) | 100g |
10 | 食塩 | 35g |
下ごしらえ・作り方
下ごしらえ
- ・油桐の葉はよく水洗いし、水気をきっておく。
- ・合わせ酢を作っておく。(1/4はしょうが用にする。)
- ・精白米は炊く2時間くらい前に洗って、こんぶと一緒に水につけておく。
作り方
- 塩ますを切り、ひたひたの米酢に漬ける。
- しょうがを切り、合わせ酢に漬ける。
- 精白米を炊き、10分くらい蒸らしてからすし桶に移し、合わせ酢を振り入れ、うちわで扇ぎながら、混ぜる。
- すし飯が冷めたら適当な大きさに握り、ますとしょうがをのせ、油桐の葉で包む。
- 押しすし用の桶に並べ入れ、重石をする。
- 半日くらい置いて食べる。
学校給食献立例
- ・葉っぱずし
- ・牛乳
- ・こ煮しめ
- ・しめじのみそ汁
- ・柿
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