愛知県 伝えたい⾏事⾷

2月<山の講(やまのこう)>八日汁(ようかじる)

八日汁

1人当たりの栄養量 (1人分)

エネルギー 121kcal
たんぱく質 10.0g
脂質 1.9g
カルシウム 100mg
2.6mg
ビタミンA 357μgRE
ビタミンB1 0.13mg
ビタミンB2 0.09mg
ビタミンC 12mg
食物繊維 5.8g
食塩 0.5g
マグネシウム 53mg
亜鉛 0.9mg

由来

山の講(こう)は2月の7日、8日に行われる行事です。
山の神様を祀(まつ)り、男は一日中、山仕事をしません。夜は講の仲間の男衆(1つの講で約5~6人が持ち回りで講を構成している)が集り、野菜の盛り合わせを肴(さかな)にお神酒(みき)を酌み交わし、山仕事の無事を祈りました。8日は「八日汁」を作り、さらに無事を祈りました。
八日汁は、旧小原(おばら)村の北という地区の料理です。豊田(とよた)市内で山の講を行っている地区は他にもありますが、山の講の際に作られる料理はあずきご飯であったり、御幣餅(ごへいもち)であったりと地区によって異なります。

材料・分量

(4人分)

1 鶏むね肉皮なし(小間切れ) 50g
2 さといも(1cmいちょう切り) 100g
3 にんじん(0.5cmいちょう切り) 50g
4 だいこん(1cmいちょう切り) 70g
5 板こんにゃく(短冊切り) 70g
6 ごぼう(ささがき) 50g
7 糸みつば(1cm小口切り) 40g
8 あずき(乾) 50g
9 豆みそ 50g
10 かつお節 7g
11 500ml

下ごしらえ・作り方

下ごしらえ

  • ・あずき(乾)をゆでておく。
  • ・板こんにゃく、ごぼうは下ゆでする。
  • ・かつお節と水でだし汁をとる。

作り方

  • だし汁に鶏むね肉、にんじん、だいこん、さといも、板こんにゃく、ごぼうを順に加えて煮る。
  • 野菜に火が通ったら、ゆでておいたあずきを加える。
  • 豆みそを加えて弱火で煮こむ。
  • 糸みつばを加えて仕上げる。

学校給食献立例

  • ・ご飯
  • ・牛乳
  • ・鮭の塩焼き
  • ・おひたし
  • みそ汁
  • ・みかん