地場産物を利用した行事食
     <正月> ぼうり   
 
 

(1個)
 エネルギー 593kcal 
 たんぱく質 12.3g 
 脂質 0.5g 
 カルシウム 70mg 
 鉄 3.5mg 
 ビタミンA 5μgRE 
 ビタミンB1 0.38mg
 ビタミンB2 0.20mg
 ビタミンC 30mg
 食物繊維 7.5g
 食塩 8.7g
 マグネシウム 136mg
 亜鉛 2.0mg




 

 1331年後醍醐天皇(ごだいごてんのう)の皇子大塔宮護良親王(おうじおおとうのみやもりながしんのう)は、鎌倉幕府の追及を逃れた大塔村(おおとうむら)で村人に餅を所望しました。村人たちは親王とは知らず掟によりそれを断りました。のちに、その人が親王であったことを知った村人たちは、その行いを恥じて600年間正月に餅をついて食べることをやめ「ぼうり」を食べてきました。
 「ぼうり」とは、里芋の親芋の煮物のことです。
 1935年親王の六百年忌に600個の餅をお供えし、お詫びをしてからは、正月に餅をついて食べるようになりましたが、親王のことを偲びながら今でも「ぼうり」を食べます。
 
      学校給食献立例
   




ご飯・牛乳・さばの塩焼き・ミニぼうり・和えもの・みそ汁 



 

 
 材料 (5人分) 分量(g)
 さといもの親芋 500×5個
 煮干し 30
 かつお節 30
 水 5L
 こいくちしょうゆ 220ml
 砂糖(三温糖) 125
 本みりん 175ml



 
下ごしらえ
 
○さといもの親芋は7~10日前に畑から掘り、根、土を除き乾かす。 
  2日前に洗い、半日太陽に当てる。
○煮干しとかつお節と水ででだし汁をとる。
 
   
作り方
 
【1日目】
さといもの親芋を皮つきのままたっぷりのだし汁にこいくちしょうゆ、砂糖(三温糖)、本みりんで濃いめの味付けで、最初は強火で、沸騰すると弱火で煮る。
だし汁が少なくなってきたら、足しながら弱火で4~6時間炊き、火を止め、一晩味を含ませる。
【2日目】
再び火を入れ、くずれないように火加減に注意しながら2~3時間煮る。

 

 


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